お疲れ様です。ひよこです。
ロードスターNA編、NB編、NC編に続きロードスターの歴史もついに最後のND編となります!
2015年5月にフルモデルチェンジを行い発売されているND型、今までのほんわかしたイメージのロードスターが一新され鼓動デザインをモチーフにキリッとした顔つきになりました!ベース車は1トンを切り、エンジンはロードスター史上最小排気量の1500cc。原点回帰を目標に作られた4代目ロードスター、そのルックスも相まってか若い方が運転されるのをよく見ます。
2021年3月時点でのロードスターNDの販売台数は約24万台、NA型43万、NB型29万、NC型23万と合わせ、約119万台となっています。何年までND型が製造販売されるかは今のところ未定ですが、最後の内燃機構となるのではないかと言われており今後もND型の販売台数は伸びていくのではないかと思っています!
日本カーオブザイヤーや、ワールドカーオブザイヤー、カーデザインオブザイヤー等、数々の賞を総なめしています。
そんなロードスターND型の歴史を見ていきましょう!
ND型(2015年〜)
- 2015年5月20日 – フルモデルチェンジ(発売は翌月21日)。
- 日本仕様は、直列4気筒1.5L「SKYACTIV-G 1.5」(「P5-VP[RS]」型。「i-ELOOP+i-stop装着車は「P5-VPR[RS]」型)を搭載。ラインアップは「S」、「S Special Package」、「S Leather Package」の3グレード。全グレードに6速MT(SKYACTIV-MT)を、「S」以外のグレードには、6速AT「SKYACTIV-DRIVE」(6EC-AT)を搭載する。
- ボディカラーは「アークティックホワイト」、「クリスタルホワイトパールマイカ(特別塗装色)」、「セラミックメタリック」、「メテオグレーマイカ」、「ジェットブラックマイカ」、「ソウルレッドプレミアムメタリック(特別塗装色)」、「ブルーリフレックスマイカ」の7色を設定した。
- 2015年9月24日 – 「NR-A」を追加(10月15日発売)。
- パーティレースへの参加などサーキット走行を想定し、車高調整機能付きビルシュタイン社製ダンパーの採用など一部仕様を変更。大容量ラジエーター、大径ブレーキなどを採用し冷却性と耐久性を向上している。トランスミッションは6MTのみの設定。
- 2015年10月1日 – 新グレード「RS」を追加。
- ロードスターのラインアップ中、最も「走り」を追求したグレードであることをうたう。足回りには、ビルシュタイン社製ダンパーとフロントサスタワーバー、大径ブレーキを標準装備。またRECARO社と共同開発されたRS専用シートを装備エンジンサウンドにもこだわり、インダクションサウンドエンハンサーも標準装備とした。トランスミッションは6MTのみの設定。
- 2015年11月27日 – 2015~2016日本自動車殿堂カーオブザイヤー」を受賞。
- 2015年12月7日 – 「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
- 2016年3月25日 – 2016年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞。
- WCAが主催する特別賞の一つである「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)」も日本車として初めて受賞。1車種によるWCOTY、WCDOTYのダブル受賞は、同賞創設以来初。
- 2016年11月10日 – リトラクタブルハードトップモデル「ロードスターRF」を発表(12月22日発売)。
- 日本仕様は、直列4気筒2.0L「SKYACTIV-G 2.0」(PE-VPR[RS]型)を搭載。ラインアップは「S」、「VS」、「RS」の3グレード。全グレードに6速MT(SKYACTIV-MT)を、「RS」以外のグレードには、6速AT「SKYACTIV-DRIVE」(6EC-AT)を設定。
- ボディカラーは「クリスタルホワイトパールマイカ(特別塗装色)」、「セラミックメタリック」、「マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)」、「ジェットブラックマイカ」、「ソウルレッドプレミアムメタリック(特別塗装色)」、「ブルーリフレックスマイカ」の6色を設定した。
- 2017年1月13日 – 「ロードスター」に限定色「クラシックレッド」を設定。同日より予約受付を開始し、同年2月28日まで期間限定で販売することを発表。
- 2017年4月3日 – 「MX-5 RF」が独「2017年レッド・ドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞。
- 世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである「2017年レッド・ドット賞:プロダクトデザインにおけるベスト・オブ・ザ・ベストを受賞した。「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」はレッド・ドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞で、MX-5は2015年にソフトトップモデルで同賞を受賞しており、リトラクタブルハードトップと両モデルでの受賞となった。
- 2017年9月21日 – 手動運転装置付車を発売。足でのペダル操作が困難な車いす利用者が運転できるように配慮されており、アクセルならびにブレーキを操作することが可能な他、ウインカー、ホーン等のスイッチが集約されたコントロールグリップや、右手で変速が可能な専用ステアリングシフトスイッチを装備した。
- 2017年11月10日 – 商品改良。同時に特別仕様車「RED TOP」を設定(12月14日発売)。
- ロードスター・同RF共通の改良内容として、リアコンソールボックス(キー付)内部床面に遮音マットを追加し、小物類の転がり音を低減させた。また、布シートにシートヒーターを設定(ロードスター:S Special Packageにメーカーセットオプション/同RF:Sに標準装備)。サンバイザーには表皮巻タイプを設定(ロードスター:S Leather Package, RS, RED TOP/同RF:全車に標準装備)した。また、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を新採用。ロードスターは、リアサスペンションやステアリングフィールが改良されたほか、静粛性も向上。また、タコメーターの文字に白印刷を追加し、LEDによる発光と共に発色を改善することで、主に昼間走行時の視認性を向上させている。
- ボディカラーは、ロードスター・同RF共に、「ソウルレッドプレミアムメタリック」を「ソウルレッドクリスタルメタリック」に、「クリスタルホワイトパールマイカ」を「スノーフレイクホワイトパールマイカ」(いずれも特別塗装色)に、「ブルーリフレックスマイカ」を「エターナルブルーマイカ」にそれぞれ入れ替えた。「ロードスター」は、「メテオグレーマイカ」に替わり「マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)」を新設定(同RFには既に設定済)。
- 特別仕様車「RED TOP」は、「ロードスター」の「S Leather Package」をベース車として、ダークチェリー色のソフトトップと、オーバーン(赤褐色)のインテリアを新採用。ドアミラーをボディ同色とした。また、高輝度塗装16インチアルミホイール、ナッパレザーシートを特別装備。なお、ボディカラーはベース車に用意される「ソウルレッドクリスタルメタリック」のみ選択不可。
- 2018年6月7日 – 商品改良。同時に特別仕様車「Caramel Top」を設定(7月26日発売)。
- RFは、2.0Lエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の吸気系からシリンダーヘッド、ピストンやコンロッド等の回転系部品、排気系、サイレンサーに至るまで大幅に改良。全回転域でトルクを向上させ、高回転域では出力性能を15%以上高めながら、最高回転数も6,800rpmから7,500rpmに引き上げた。最高出力は+26PS (+19kW)の184PS(135kW)、最大トルクは+0.5kgf・m(+5N・m)の20.9kgf・m(205N・m)にそれぞれ向上。高性能化に合わせたエンジンサウンドの変更、燃焼システム改善による環境・燃費性能も向上させている。また、「VS」の内装色に新色の「スポーツタン」と「ブラック」を追加。継続設定の「オーバーン」に加え全3色から選択可能とした。
- ロードスターは、1.5Lエンジン「SKYACTIV-G 1.5」について、今回「SKYACTIV-G 2.0」で開発した燃焼改善技術を採り入れる等の改良が実施された。最高出力は+1PS(+1kW)の132PS(97kW)、最大トルクは+0.2kgf・m(+2N・m)の15.5kgf・m(152N・m)にそれぞれ向上。また、マルチインフォメーションディスプレイ(MID)にTFTカラー液晶を採用。
- 歴代ロードスターで初採用となる「テレスコピックステアリング」を全グレードに標準装備。また、アルミホイールのホイール色をガンメタリック塗装からブラックメタリック塗装に変更した。
- 特別仕様車「Caramel Top」は、「ロードスター」の「S Leather Package」をベースに、ブラウン色の幌、スポーツタン色のインテリア、ボディ同色ドアミラー、高輝度塗装16インチアルミホイール特別装備としている。
- 2019年3月25日 – 特別仕様車「ロードスター30周年記念車」の商談予約受付を専用ウェブページにて開始。
- 「30周年記念車」は、上記「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」の日本国内仕様である。日本での販売台数は、ロードスター(ベース車:「RS」)・RF(ベース車:「RS」及び「VS」のAT車)を合わせて150台を予定。特別装備として、エクステリアでは専用ボディカラーとして新色「レーシングオレンジ」を採用したほか、RAYS製鍛造アルミホイール(RAYS ZE40 RS30:30TH ANNIVERSARY 刻印入り)、30TH ANNIVERSARYオーナメント(シリアルナンバー付)、Brembo製フロントブレーキキャリパー(オレンジ塗装)、NISSIN製リアブレーキキャリパー(オレンジ塗装)を採用。インテリアではRECARO製シートをはじめ、各所にオレンジをアクセントとしたカラーコーディネート(シート、エアコンルーバーベゼル、 ドアトリム、インパネデコレーションパネル、シフトレバー、パーキングブレーキレバーなど)を施したほか、ドアトリムやインパネ、シート表皮にアルカンターラを採用。また、Boseサウンドシステム(AUDIOPILOT™2)+9スピーカーを装備した。走行性能では前述の専用ブレーキキャリパーに加え、BILSTEIN製ダンパーを採用した。
- ウェブページでの商談予約受付期間は、ロードスターが同年4月5日から4月15日、RFが同年5月27日から6月10日。
- 2019年11月14日 – 商品改良並びに特別仕様車「SILVER TOP」を発表(12月5日発売)。
- ロードスター・RF共通で、ボディカラーは「セラミックメタリック」に替わり、MAZDA3から採用された「ポリメタルグレーメタリック」を設定。内装はステッチカラーがグレーに変更。ロードスターの「S Leather Package」と「RS」、RFの「S」を除く全グレードにステンレススカッフプレートが採用され、ロードスターの「S Leather Package」とRFの「VS」はパーフォレーション(穴あけ加工)が施された。その他、アドバンストSCBSが夜間歩行者検知機能に、マツダコネクト(「ロードスター」の「S」と「NR-A」は非装備)がApple CarPlay・Android Autoにそれぞれ対応した。
- ロードスターは1本当たり約800g、合計約3.2kgの軽量化が図られたRAYS社製鍛造16インチアルミホイール(RAYS ZE40 RS)を「S Special Package」、「S Leather Package」の各MT車及び「S」、「RS」に、Brembo社製フロントブレーキを「S Leather Package」のMT車と「RS」にそれぞれメーカーオプション設定された。RFにはバーガンディ・レッドのナッパレザーインテリアを採用した「VS Burgundy Selection」が設定され、従来はAT車のみの設定だったBrembo社製フロントブレーキ+BBS社製17インチ鍛造アルミホイールのセットオプションを「VS」のMT車にも拡大して設定された。また、トランク左下の車名エンブレムのフォントが「Mazda Type」に変更された。
- 特別仕様車「SILVER TOP」は「S Leather Package」をベースに、ソフトトップをグレー色、ドアミラーをボディカラー同色(メーカーオプションのRAYS社製鍛造アルミホイール(ダークガンメタリック塗装)選択時はピアノブラック)とし、高輝度塗装16インチアルミホイールを特別装備した。
- 2020年4月3日 – マツダの創立100周年を記念した「100周年特別記念車」を発表。予約受注を開始(7月以降発売、2021年3月31日までの期間限定受注)。
- ロードスターの「S Leather Package」とRFの「VS」をベースに、バーガンディのフロアカーペットを装備。ボディカラーに「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を、ロードスターのソフトトップカラーには「ダークチェリー」をそれぞれ採用。また、フロアマットとフロントフェンダー部には創立100周年記念バッジが装着され、前身となる東洋工業創業時に制定されていた「丸工マーク」と現在のマツダのブランドシンボルマークを重ね合わせた創立100周年スペシャルロゴをヘッドレストとキーフォブ(キーフォブは100周年専用化粧箱入り)の刻印やセンターホイールキャップのロゴに採用した。
- 2020年12月10日 – 商品改良。
- ナッパレザー内装のインテリアカラーに新色の「ピュアホワイト」が設定され、ロードスター及びRFのそれぞれに新グレード「S Leather Package White Selection」(ロードスター)、「VS White Selection」(RF)を設定。また、ボディカラーとして「100周年特別記念車」以外の全てのグレードにおいて、「ディープクリスタルブルーマイカ」が設定された(「エターナルブルーマイカ」との入替)。
- ロードスター・RFのそれぞれに、「RS」をベースとして、ナッパレザーのピュアホワイトシートに加え、Brembo製フロントブレーキを装備、加えてロードスターにはRAYS製鍛造16インチアルミホイールとガラス製リアウィンドー付ソフトトップ(クロス・インシュレーター付)を、RFにはBBS社製鍛造17インチアルミホイールをそれぞれ装備した「RS White Limited Selection」が設定された。本グレードは2021年3月31日までの期間限定販売となる。
- 2021年12月16日 – 商品改良および特別仕様車「990S」・「Navy Top」を発表(同日より予約開始、2022年1月中旬発売予定)。
- 新技術として、キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)を全モデルに採用。ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造を持つサスペンション特性を最大限活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側をわずかに制動することでロールを軽減しつつ、車体を引き下げることで旋回姿勢をより安定化。さらに、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて自然な姿勢安定化の効果を発揮。ハードな走行になればなるほど、車体の浮き上がりが軽減され、クルマが地面に吸い付くように安定しやすくなる。また、ボディカラーはアークティックホワイトと入れ替えで、新色のプラチナクオーツメタリックが設定された。
- RFには新グレードとしてナッパレザーシート・インパネ/ドアトリムステッチにテラコッタを採用した「VS Terracotta Selection」が追加設定された。
- 「990S」は最軽量グレード「S」をベースに、RAYS社製鍛造16インチアルミホイール(RAYS ZE40 RS)を装備することで4本合計で3.2kg軽量化され、ばね下重量を低減するとともに、ダンパー・コイルスプリング・電動パワーステアリング・エンジン制御を専用セッティングに変更。ブレーキはフロントにBrembo社製大径ベンチレーテッドディスクブレーキと対向4ピストンキャリパー(ブラック塗装+ブルー文字)を、リアにはブラック塗装の大径ブレーキローター&キャリパーを装備した。そのほか、ダークブルーの幌色、ブルーとピアノブラックのエアコンルーバーベゼルが採用され、ショップオプションとして、ブルーステッチと刺繍が入った専用フロアマットが設定された。「Navy Top」は「S Leather Package」をベースに、「990S」と同様にダークブルーの幌色(インシュレーター付)を採用し、電動リモコン式ミラーをボディ同色に、16インチアルミホイールを高輝度塗装にそれぞれ変更し、6スピーカーを特別装備した。
以上がロードスターND型の歴史となります。
今までのロードスターと違い「◯◯TOP」といった幌の色を変更による差別化が多いなといった印象です。
過去のロードスターに比べ、良くも悪くも色んな機能が装備されています!そんな中でも車重1トンを切ろうと努力を続けたマツダさんの努力はすごいと思います。
ロードスターNDはやはりソウルレッドが人気ですが、私はブルーリフレックスマイカが一番のお気に入りです!青系の色は綺麗なのに何故か短命なのが悲しいですね….
余談ですが、以前お友達に初めてND運転させてもらった時、Rギアに苦戦して
まさか押し込むなんて…!と思って何度も確認してしまいました(笑)
NA .NB .NC.NDそれぞれの歴史を振り返させて頂きました。
私は元々何も知らずにNAを購入してるので色々と知ることが出来て調べて書いて勉強になりました。(色々と情報多すぎて知識定着にはもう少しお時間ください。笑)
間違えてるところもあるかもしれないので、その際は教えて頂けると嬉しいです。
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本日も見て頂きありがとうございました!