お疲れ様です、ひよこです。
前回は、ロードスターの歴史(NA編)をお届けしました。
今回はNAの次の型であるNB編を振り返っていこうと思います!
NB型は1998年〜2005年の約8年間販売されました。8年間で約29万台製造されています。NA型が約43万だったので、2005年時点で合わせて約72万台を製造、販売しています!
NAからNBへの大きな変更点とすれば、リトラクタブルライトの廃止(軽量化、安全性向上の為)、幌のウインドがビニール製からガラス製へ、全車エアバック標準装備となります。
1600ccモデルが復活し、NA型と同じく1600ccと1800ccがラインナップされています。
1600ccは5MT、1800ccは6MTの設定となりました!
以前紹介した「歴代ロードスターのボディカラー一覧」にもありますが、NB型は海外仕様を含めボディカラーが30色も存在するカラフルな型となっています!
そしてNB型にはなんと、クーペモデル、ターボモデルが展開されています!マツダがあらゆる方向性を模索してるように感じるNB型、どういったモデルが展開されているのでしょうか。
NB型(1998年〜2005年)
- 1998年
- 1月 – 「マツダ・ロードスター」として国内販売開始。
- 1999年
- 1月 – 限定車「10周年記念車」発売。世界限定7,500台。運転席側の車体側面にシリアルナンバー入りのオーナメントが施されており、日本には500番までの500台がデリバリーされた。「RS」がベースグレードであるため、専用チューニングされたビルシュタインダンパーやトルセンLSD、6速MTなどは標準装備された。。RX-7譲りの専用色イノセントブルーマイカを中心として、バフ仕上げホイールや青色の幌などの独自の装飾が施された。
- 2000年
- 1月 – 限定車「NR リミテッド」発売。1.8Sベース。限定500台。NAの限定車「VRリミテッドコンビネーションA」と同じ外板色アールヴァンレッドマイカを塗装。室内はVSの内装に準じるが内装色をタンをベージュに変更、アルミホイールは15インチのバフ仕上げ。
- 7月13日 – 「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一としてギネスブックに認定される。
- 12月 – 限定車「YS リミテッド」発売。限定700台。1.6lモデルのMをベースにチタン風内装を施し、専用色(ブラックマイカ)を含む3色のボディカラーをラインアップした。外観の特徴はブラックアウトされたヘッドライトベゼル。
- 2001年
- 2月- インターネットカスタマイズ専用車「web-tuned@Roadster」発売。
- 5月- 限定車「マツダスピード ロードスター」発売。限定200台。トップモデルの1.8lRSにマツダスピードのマフラー、エキゾーストマニホールド、車高調整式サスペンションを装備し、よりスポーティな仕様とした。ボディとホイールは専用色塗装(スターリーブルーマイカ、ゴールド)。
- 12月- モータースポーツ用グレード「NR-A」を追加。ビルシュタイン製ダンパー、トルセンLSD、フロントサスタワーバー、大径ディスクブレーキ等が採用された。エンジン・ボディ・デフマウントの強化、ラジエーター容量のアップも行われている。
- 12月- 限定車「MVリミテッド」発売。限定300台。1.6l車にブラウンレッドの本革内装と専用ボディ色(チタニウムグレーメタリック)を施したもの。ホイールはNR-Aと共通デザイン(色は銀)の15インチ。
- 2002年
- 12月- 限定車「SGリミテッド」発売。限定400台。ブルーのクロス(布)ソフトトップと内装、セリオンシルバーメタリック(薄緑銀)の専用ボディ色。幌型の限定車で唯一1.6lと1.8lの2種のエンジンが選択可能で、1.6lはNR-A、1.8lはRSをベースにしている。ホイールは1.8lが専用デザインの16インチ、1.6lがNR-Aと共通デザイン(色は銀)の15インチ。
- 2003年
- 10月- 「ロードスター クーペ」(NB7)発売。受注生産での販売。マツダE&Tがクーペに改造したモデル。1.6l標準顔の「COUPE」、1.8l標準顔の「COUPE TYPE-S」、1.8l+6速MT+専用特別顔+オーバーフェンダーの「COUPE TYPE-A」(200台限定)、1.8l+4速AT+専用特別顔の「COUPE TYPE-E」(150台限定)の4種類がラインナップされた。形式名は1.6lが「NB6C改」、1.8lが「NB8C改」となっている。しかし、マツダ宇品第一工場塗装ラインの火災により生産休止になり、市場にデリバリーされたのはクーペ全体で179台になる。
- 12月 – 限定車「ロードスターターボ」発売。限定350台。歴代ロードスターで唯一ターボチャージャーを搭載したモデルで、エンジンは前期型に搭載されたBP-ZEがベースとなる。パワー&トルク増強に伴って車体やドライブシャフトなど細部に渡って強化されていた。外観の特徴はクリアブラックのヘッドライトレンズ、専用フロント&リアスポイラー、専用デザインの17インチアルミホイールなどだが、ウェブチューンでのカスタマイズも可能であったため、各固体ごとにインテリアの素材や配色などにまで、さまざまなバリエーションが存在する。
- 2004年
- 4月 – 受注生産されたクーペの生産終了。
- 2005年
- 7月 – 生産終了。
- 8月 – 3代目と入れ替わって2代目モデルすべて販売終了。
年表とは別になりますがNB型はマイナーチェンジ毎にNB1,2,3,4とナンバリングが行われています!
大まかには前期型(NB1)、後期型(NB2,3,4)と別れています。NB乗りの方は、NB1やNB2等と呼んでいる人が多い印象で皆さんの拘りを感じます!
- 前期型(NB1) 車台番号100,000〜 1998年1月〜2000年6月
- エンジン、ミッション、シャーシ、サスペンションなど基本骨格はNAから引き継ぎ
- フロントグリルのデザインが楕円形
- メーター内が黒ベース
- 後期型(NB2) 車台番号200,000〜 2000年7月〜2002年6月
- S-VT(連続可変バルブタイミング機構)の採用によりエンジン出力向上→ハイオク化
- フロントグリルのデザインが前期に比べキリッとする
- ヘッドライトがプロジェクタータイプの複眼ランプを採用
- ウインカーランプをオレンジからクリアへ変更
- メーター内が白ベース
- 後期型(NB3) 車台番号300,000〜 2002年7月〜2003年8月
- メーターパネル内にガソリン警告灯追加
- 衝突安全の為、Aピラー内装が厚くなっている
- トランク開口状態でライセンスランプ常灯
- 後期型(NB4) 車台番号400,000〜 2003年9月〜2005年7月
- 後期型(NB7) 車台番号700,000〜 2003年9月〜2005年7月
- エアロボードにスピーカー搭載
- センターコンソール、デフロスターリング周りがアルミ調パーツ
- 運転席側サンバイザー内に蓋つきミラー搭載
NB型のシリーズ毎に追加された色の情報は下記のようになります!車台番号ってあまり見る機会がありませんでしたが、シリーズやモデル等でしっかりと区分けがされていることが今回分かりました。皆さんも自身の車台番号見てみて色々と照らし合わせるのも面白いかもしれませんね!
- 前期型(NB1) 車台番号100,000〜 1998年1月〜2000年6月
- クラシックレッド A3E
- ブリリアントブラック A3F
- シャストホワイト PT
- トワイライトブルーマイカ 12K
- ハイライトシルバーメタリック 18G
- グレースグリーンマイカ 18J
- エボリューションオレンジマイカ 18K
- イノセントブルーマイカ 20P
- アールヴァンレッドマイカ 23E
- 後期型(NB2) 車台番号200,000〜 2000年7月〜2002年6月
- ピュアホワイト A3D
- ブラックマイカ 16W
- サブリームブルーマイカ 22A
- サンライトシルバーメタリック 22V
- クリスタルブルーメタリック 23C
- スターリーブルーマイカ 24A
- チタニウムグレイメタリック 25G
- 後期型(NB3) 車台番号300,000〜 2002年7月〜2003年8月
- セリオンシルバーメタリック 24V
- ガーネットレッドマイカ 25F
- スプラッシュグリーンマイカ 25R
- 後期型(NB4) 車台番号400,000〜 2003年9月〜2005年7月
- ライトニングイエロー A4J
- ストラトブルーマイカ 25E
- ベロシティレッドマイカ 27A
- ノルディクグリーンマイカ 27C
- ラディアントエボニーマイカ 28W
- チタニウムグレイⅡメタリック 29Y
以上がロードスターNB型の歴史となります。
ロードスターNBの代で、2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一としてギネスブックに認定されました!世界的に下火だったオープンカーというジャンルに再び火を灯したマツダを私は賞賛したいです!
NB型もスタイリッシュでNA型の面影を残しつつも進化しています。私はクリスタルブルーメタリックのNBが好みです。イルカみたいで可愛いので!
今回はNB編でお届けしました!
間違えている部分もあるかもしれないので、その際は教えて頂けると嬉しいです。
次回はNC編をお届けします!
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本日も見て頂きありがとうございます!